
耐摩耗性ゴム (MB-1500 MAM)
イルマの耐摩耗性ゴムは、立体規則性構造を持つステレオラバーであるポリブタジエンゴムを主体として製造しております。一般的な性質としては、天然ゴムに似た性質を有しておりますので、油類の付着する所でのご使用には注意を要します。
耐摩耗性ゴムの使用例
- ショットブラスト機の室内の内貼り
- 土砂または粒状物質による摩耗の保護
- 運搬車両用鉄板の保護
耐摩耗性ゴムの特徴
- 耐摩耗性が優れている
- 耐屈曲性が優れている
- 耐寒性が優れている
- 反発弾性が大きい
イルマの耐摩耗性ゴムは環境負荷物質の代表として、世界基準であるRoHS指令及びELV指令の対象物質の規制に対応します。国内電機メーカーの自主基準であるCd5ppm以下、その他100ppm以下に適合します。
- RoHS指令
- 電機電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令
(Restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment) - ELV指令
- 廃自動車指令(End of life Vehicles)
耐摩耗性ゴムの性質
常態物性
| MB-1500 | MAM-160 |
硬さ(タイプAデュロメータ) |
60(59) |
60(59) |
引張強さ(MPa) |
15.0 |
17.0 |
伸び(%) |
420 |
440 |
耐熱性(70℃ 72h)
| MB-1500 | MAM-160 |
硬さ変化(Hs) |
+4 |
+4 |
引張強さ変化率(%) |
-10 |
-5 |
伸び変化率(%) |
-30 |
-5 |
圧縮永久ひずみ(%) |
23 |
16 |
摩耗性の比較
アクロン摩耗量とテーバー摩耗量の比較
| MB-1500 | MAM-160 |
アクロン摩耗量(CC) |
0.19 |
0.10 |
テーバー摩耗量(CC) |
0.10 |
0.06 |
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