製品案内

耐アミン性耐溶剤性イルティメット IPF-9175(パーフルオロエラストマー)

イルマのIPF-9175は耐アミン性、耐溶剤性を大幅に向上させた新しいタイプのフッ素ゴムです。従来のフッ素ゴムは他のゴム材質より耐熱性・耐油性・耐薬品性に優れた高機能ゴムとして広く使用して頂いていますが、強塩基やケトン系溶剤等に対してはほぼ使用不可能とされていました。従来品では使用が困難な環境であっても、このIPF-9175ならば使用できる可能性が広がります。また耐熱性も非常に優れ、230℃環境下での使用が可能です。

IPF-9175の特徴

  • 耐溶剤性が非常に優れている
  • 耐アミン性(耐塩基性)が非常に優れている
  • 耐スチーム性が非常に優れている
  • 耐熱性が優れている

IPF-9175の使用例 注1)

  • ケミカルプラント
  • 溶剤を使用する搬送機器
  • 塗装関連設備
  • 医農薬・食品用途
  • 蒸気設備

IPF-9175の試験データ

常態物性

硬さ(タイプAデュロメータ)* 75
引張強さ(MPa) 21.4
100%モジュラス(MPa) 7.6
伸び(%) 190

空気加熱老化試験(230℃×168hrs)

硬さ変化 +1
引張強さ変化率(%) -5
伸び変化率(%) +39

縮永久ひずみ試験(200℃72h)

圧縮永久ひずみ(%) 10

耐薬品性試験

耐酸性、耐アルカリ性

薬品名 試験条件 評価
IPF-9175 IPF-9075 IF-900
塩酸35% 40℃×500hrs A
硫酸96% 40℃×500hrs B
C
硝酸60% 40℃×500hrs C
C
蟻酸88% 40℃×500hrs D D
無水酢酸 40℃×500hrs C
D
水酸化ナトリウム48% 40℃×500hrs D D
次亜塩素酸ナトリウム5% 40℃×500hrs A
A
アンモニア水28% 40℃×500hrs D D

フラン・アルデヒド/アルコール類

薬品名 試験条件 評価
IPF-9175 IPF-9075 IF-900
テトラヒドロフラン 40℃×500hrs B
B D
2‐メチルテトラヒドラフラン 40℃×500hrs B
B
D
アセトアルデヒド 25℃×500hrs A
D
D
アセトフェノン 40℃×500hrs A
D
D
ホルマリン35% 40℃×500hrs D
D
メチルアルコール 40℃×500hrs A
D
エチルアルコール 40℃×500hrs A
B
ジエチレングリコール 40℃×500hrs B
B
エチレングリコール 40℃×500hrs A
A

ケトン・エステル・エーテル類

薬品名 試験条件 評価
IPF-9175 IPF-9075 IF-900
アセトン 40℃×500hrs A
B D
メチルエチルケトン 40℃×500hrs A
B
D
イソホロン 40℃×500hrs A
B
D
酢酸エチル 40℃×500hrs A
B
D
1,4‐ジオキサン 40℃×500hrs A
B
D
メチルイソブチルケトン 40℃×500hrs A
B
D
アセチルアセトン 40℃×500hrs A
B
D
酢酸ブチル 40℃×500hrs A
B
D
ジエチルエーテル 25℃×500hrs A
B
D

炭化水素類

薬品名 試験条件 評価
IPF-9175 IPF-9075 IF-900
ヘキサン 40℃×500hrs A
A A
シクロヘキサン 40℃×500hrs A
A A
イソオクタン 40℃×500hrs A
A A
ベンゼン 40℃×500hrs A
A A
トルエン 40℃×500hrs A
A A
キシレン 40℃×500hrs A
A A
クロロホルム 40℃×500hrs A
A A
四塩化炭素 40℃×500hrs A
A A
トリクロルエチレン 40℃×500hrs A
A A
塩化メチレン 25℃×500hrs A
B D

窒化化合物/油・スチーム類

薬品名 試験条件 評価
IPF-9175 IPF-9075 IF-900
エチレンジアミン 40℃×500hrs A
D
D
N,N‐ジメチルアセトアミド 40℃×500hrs A
B D
N‐メチル‐2‐ピロリドン 40℃×500hrs A
B D
アニリン 40℃×500hrs A
B D
N,N‐ジメチルホルムアミド 40℃×500hrs A
B D
ASTM NO.1オイル 175℃×500hrs A
A
A
ASTM NO.3オイル 175℃×500hrs A
A
A
エンジンオイル 175℃×500hrs A
B B
ギアオイル 175℃×500hrs A
C
C
ATF 175℃×500hrs A
C
C
スチーム 170℃×500hrs A
B C

記号評価   

A:体積変化率5%未満(特に推奨出来る)
B:体積変化率5~20%(推奨出来る)
C:体積変化率20~50%(使用に際しては十分な注意が必要)
D:体積変化率50%以上(推奨出来ない)

この表はあくまで目安ですので、実際に使用される場合は必ず実液試験を行って可否の判定をお願い致します。

IPF-9175シリーズカタログ(PDF)

このページのトップへ